こんにちは、月居さつきです。
雑貨屋さんや文具屋さんに行くと、つい見てしまうマスキングテープ。本来仮止めや絵具がはみ出ないようにするためのものですが、今はラッピングに小物アレンジにと大活躍です。
さて、マステ大好きな皆さんの中には、【じぶんだけのオリジナルマスキングテープがつくりたい】と思っている人も多いはず。
それで今回は、わたしが作ったマスキングテープのお話しをさせていただきます。
デザインをする前に
作りたいと思ったら、つい手を動かしたくなるもの。でも、そこはぐっと我慢して、どんな仕様にするのか考えることから始めました。
自分用に少しだけ欲しいのか、それとも大量に作りたいのか。
わたしの場合は、イベントやネット販売を目標に100個作ることにしました。
いくつか候補はあったのですが、今回利用した印刷会社は丸天産業さんです。
現在50個から(2020年6月まで)の小ロットで対応してくれて、入稿もwebで完結。テンプレートもあります。
1個からのところもあるので、とにかく作ってみたい人はそういうところを利用するといいと思います。
データを作って入稿しよう
今回作ったマステのイラストはタブレット向けアプリのAdobe Photoshop Sketchで描きました。デジタルなのにとてもアナログ感があっていい感じのアプリです。
なお、現在AdobeからこのPhotoshop SketchとIllustrator系のタブレット向けアプリ、Illustrator Drawが一つになったAdobe Frescoというアプリが出ています。興味があればぜひ。
キャンバスサイズや解像度をテンプレートやサイトに載っている情報に合わせてから描いていきます。今回はイラストが散らしてあるデザインではなく、横に長いイラストにすることに決めました。
第一案はぴよこさんが散歩しているイラスト。しかし、これはボツになりました。
見てもらうと分かると思うのですが……マステにしたとき、とても使いにくそう。これは欲しくないな、ということで第二案。
並んで歩いているというアイデアはそのままに、同じポーズを一列に並べました。ポイントとして違う子ポーズの子も入れてます。
なんだかパレードみたいだと思ったので、お祭りをイメージした完成系がこれです。描きあげるのに結局一ヶ月半ほどかかってしまいました。
マステ用のラベルも無料で作れるので、それもデザインしたら完成です。
丸天産業さんは入稿した日から何日で納品、という形ではなく、入稿締め切りが決まっていて、それに合わせて入稿します。1ヶ月くらいを見ておくといいと思います。
入稿したら、あとは完成を待つだけです。
家ではなかなか作れないものが形になるのはとても嬉しいものです。さあ、あなたもオリジナルマスキングテープにチャレンジしてみませんか?